池の底

家の近くのため池を

水をたたえ青々としたため池が、家の近くにあります。

小学生の私は、見ているうちにこの池の底に何があるのかものすごく見たくなりました。

よく見ると、池の中心に向かって池の水を流す弁の鎖が付いているのを発見。

「あーこんなことをしたらダメだ」と思いながらも、気がつけばその鎖をひいていました。

ものすごい勢いで池の水が、水路に向かって流れていきました。

すぐに、恐い顔をした近所のおじさんが集まってきて、思いっきり怒られました。

結局、池の底が見えなかったので、いつか見たいと思っていました。

それから数か月後、池の水が抜かれたと聞いて、走って見に行きました。

池の底は、投げ捨てられた数台の自転車の間を巨大なコイが何匹も飛び跳ねている奇妙な光景でした。

水がなくなると景色が変わる

ということを初めて体感した瞬間でした。

それから何年も経ちましたが、私は今まさに、同じ経験をしているように思います。

それはコロナ不況により、世の中の景色が変わったと感じるからです。

>>次ページ|世の中の景色の変化は?

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