人間はなぜ挨拶をするのでしょうか?
学校教育では、児童・生徒が一社会人として生活する術を教え、育む場所であると考えられています。その「挨拶」に関する指導が、その後の社会生活でどのように生かされているのでしょうか。
東京ディズニーリゾートでは、ゲスト(お客様)に
「魔法をかけるツール」
として挨拶を利用しているそうです。
またANAでは、
「挨拶のわずかな時間で、相手の情報を得る」や、
「挨拶はミスを防ぐ」という社員同士の関係性においての活用や、
「基本でありながら、挨拶は『おもてなし』をする上での強力なコミュニケーションツール」といったお客様との関係性における活用も行われているようです。
人間の欲求のひとつに「承認欲求」があります。
まず、「私は共同体の一員だ」という感覚。「所属感」と言ってもいいでしょうね。
また、どんな目上の人やお客様にであっても、挨拶することが失礼ということはありません。
人と人、社員とお客様、全ての人を繋ぐ大切なツールです。
職場やお客様との人間関係は、三つの原則が重要になると森信三先生は言っておられます。
「時を守り、場を清め、礼を正す」
- 時を守る(時間や期限を守り、約束を実行する)
- 場を清める(履物を揃える、椅子は入れる、整理・整頓・清掃)
- 礼を正す(挨拶は自分から、呼ばれたら「はい」と返事をする、笑顔)
三原則、案外簡単に思えることですが、私自身不足していることがあると感じます。
そんなことを自戒するとともに、今後も「利他」の思いで社会貢献できれば幸いです。
これからも、「大きな声で『挨拶』する人やなぁ」、と覚えて頂けるように!
「よろしくお願いいたします!」
1
2
最近のコメント