高校生のなりたい職業ランキング
先日聞いた、高校生が将来いちばんなりたい職業のランキングは…
「教師・教員・大学教授」
「国家公務員・地方公務員」が僅差でTOP2、
3位に「看護師」
なりたい職業が「決まっていない・わからない」と回答した高校生は、全体で約18%でした。
この質問に対する「決まっていない・わからない」の回答の割合は昨年も18%で、昨年同様に学年が上がるにつれて割合は下がっています。
男女別にみると、男子高生のほうが高い割合で「決まっていない・わからない」と回答していました。
(LINEリサーチ2021/10/11)
小学生や中学生のランキングには、なりたい職業で一時期世間を騒がせた「ユーチューバー」がランクインし、毎年、社会の変化を物語る結果となります。
最近では、小中学生が「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」や「声優」を目指したい!とランクインし、昨年大ヒットした「鬼滅の刃」の影響がアニメ産業の拡大を後押しするように、将来の憧れになるんだなと感じました。
他のある調査によっては、小中高生がなりたい職業に「会社員」がランクインし、コロナ禍でリモートワークの導入が進む中、自宅で仕事をする両親の姿を目の当たりにし、会社員という職業を身近に感じた子どもが多かったのかもしれません。過去には例を見ない現象ですね。
いろんな関連記事や、ランキング4位以下を見ても分かりますが、高校生になるとメディアの影響や実社会を少なからず経験し、意外と現実的に社会を見ているんだなとも感じます。
この高校生の、「決まっていない・わからない」の回答は、私の18歳の時と同じです。そうです、憧れや身近な職業の方を見る機会はあっても、「スマホで検索~!」がなかった時代。
なんとなく将来は考えていても情報に疎い私は、あちこち興味がありすぎて具体性がない、とにかくそんな学生でした。
なので18%の高校生がそのように回答していることはよく理解できます。
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