これまでの常識にとらわれないZ世代の「普通」
確かに、Z世代にとって普通というものは、これまでの常識とは違うんだと思います。
例えば、かつて「4マス(4大マスメディア)」と言われたテレビ・新聞・雑誌・ラジオは、現在部屋にテレビを置かないZ世代も多いようで、「とりあえずテレビ」ではなく「とりあえずYouTube」という状況です。
情報源として普段からチェックしているのは「SNS」が中心である状態です。
また、生まれたとき既にインターネットが普及しており、Z世代の親たちの多くは世の中にインターネットがある前提で子育てをしてきたと思います。その関係で、ネット生まれスマホ育ちのZ世代は全てのものがネットにあって、ネットで見つけられないものはないんだと考えていると思います。
買い物は出かけるんではなくてAmazon等でワンクリック購入し、現金じゃなくアプリでお支払い、Instagramでフリーランスの写真家として外部サイトも駆使し副業の活動も行う。
彼らが購入したいと求めている商品はネットの中にあり、勉強や就職活動、更には友達との交流や趣味の情報もすべてネット検索で探そうとしています。
先月もマーケティングについて話しましたが、これからの経済を支え中心となるZ世代に向けてのマーケティングは「スマホ」を重視しないといけませんね。
日本では少子高齢化社会になっている現状で、人口に占める割合が約13%程度と言われるZ世代に向けてのマーケティングは、重視されない傾向があるのかもしれませんが、全世界に目を向けてみると、全人口の約32%をZ世代が占めるといいます。今後、急成長する市場であることは間違いありませんよね。
10代・20代の若者は、かつて自分たちもそうであったように「今どきの若者は」と呼ばれながら成長し未来を切り開いてきました。そんな若者の皆さんの考えや常識がこれからの社会の常識になっていくことを考えると、気持ちだけが若いんじゃなくてやることなすことすべてを新しい世代の皆さんに教えを乞うて新常識を学んでいかなければいけない、と痛切に感じる今日この頃です。
世の中や環境変化に柔軟に適応していくために、若い人からもたくさん学ばせて頂いて頑張っていきたいです!!
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