まずは学生時代、受験やテスト前はこもって勉強していました。
私はやっぱり好きな音楽をかけながら勉強していました。
無音で勉強するよりも、間違いなくはかどっていましたし、集中力が一定時間持続できたように感じます。少なからず脳に影響を与えていたと思います。
ただ暗記をする内容では、音楽に頭が行き過ぎて身が入らないなと思っていたこともあったので、暗記の時は無音で、自分で大きく声に出して!とやっていました。
暗記で集中できないってことは、歌詞のある曲を聴いているとそれが邪魔して口ずさんでしまうからダメだな~と思っていたので、オーケストラのバージョンの曲を暗記以外の勉強でも聴いたりしていました。
ただ、最終的に学校のテストや受験の際は、ひとりじゃないですが「しーん」とした静かな場所なので、普段から音楽がないと集中できないことが癖になっていると、本番で集中できないんじゃないか?!と思って、無音で勉強するようにするときも作っていました。
音量の問題でもあるかと思うので、なるべく小さい音量でかけるようにしていました。
先日テレビ番組で習慣について取り上げられていましたが、やはり専門家は、
「勉強のときに音楽をかけて集中力を増すことは可能だが、何を聴いていたか忘れるくらいの小さいボリュームで音楽をかけるのが効果的」
とおっしゃっておられました。
音楽で仕事の効率はあがる?
では、仕事のときはどうでしょうか。
小売店では、声によるアナウンスもありますが、必ずと言っていいほどイメージソングやその業態にあったBGMがかけられています。
私の過去のガソリンスタンドでのアルバイトを例にとると、いつもUSENにお世話になっていました。
チャンネルは決まって「A26」
週刊 HIT J-POPをランキングで2時間繰り返して流してくれるチャンネルです。土曜日の15時に新しいランキングに更新されるので、仲間同士で今週の1位は何になるかな?と話していたのを覚えています!
オフィスでは賛否両論があると思います。
仕事中に「好きな音楽を流していると効率が上がる」という人もいれば、「逆に効率が下がる」「うるさい」といった意見もあるでしょう。
はっきり言って、効率が上がるかどうか、明確な回答はないのでしょう。
音楽をうまく取り入れることによって、気持ちがリラックスできたり、話題ができる効果はあるんじゃないでしょうか。
オフィスでは最近Zoomの利用などが増え、イヤホンを使用したり仕事の環境が変化していますが、そのために周囲の状況が分からずに周りとのコミュニケーションがうまくいかずに悪影響を与えてしまったり、礼儀の問題があったりすると思います。
休憩時間にリフレッシュ効果は絶大だと思いますので、精神的な疲れを癒したりするには好きな音楽は最適ですね。
現場仕事やオフィスでのひとりでの単純作業には効率を高める効果があると感じます。
既に巷には「作業用BGM」と題されたオムニバスCDやYouTubeチャンネルにも「作業用BGM」が溢れています。
人は少しの雑音、例えば喫茶店くらいの50デシベル程度の雑音がある方が学習は進むそうです。そうすると、川のせせらぎや鳥の鳴き声とかもいいかもしれませんね。
ただ、脳は複数のことをするのが苦手なので、例えばメールを送るとか企画書を作るとかの「考える仕事」には向いてないですよね。
でも、たまったデスクワークをする「ひとりデスクワーク」のときに、BGMを聴いて「さあやろう!」となるのは私だけではないのではないでしょうか。私自身、ひとりでデスクワークをするときは結構音楽を聴いています。
じゃあなんで音楽をかけるのか…?
よくよく考えてみると、音楽をかけることによって「集中が切れてもデスクに向かえる!」ってことがメリットなのかなと感じます。学生時代の勉強が一定時間持続できたのと同じですね。
やっぱり一定時間過ぎてくると、何かを飲もうと思ってデスクを離れたり、違うことを思い出してそちらをするためにデスクを一度離れたり、一度他のことをし始めるとまた元の仕事へ戻るのが難しかったり。
正直、集中し始めたら音楽は半分聴いていなくて、気が付いたら何曲か先へいっている。脳は「並行処理」できませんのでそういうことが起こる。
結局は、音楽を聴くことで苦手な仕事に取り掛かりやすくしたり、自分が集中しているかどうかを確かめる効果は期待できるということですかね。
こんなふうにして音楽を身近に感じている私ですが、今でも、いつも音楽を愛しています。
皆さんにとっても、素晴らしい人生、素晴らしいお仕事ができますように、音楽の力でパフォーマンスを高めていきましょう!
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