なぜ「応援する」ことが大切か
プロスポーツで考えると、各チームのファンがいてチームやお目当ての選手を応援しています。
プロ野球の世界では、シーズン終盤に差し掛かり引退する選手も出てきていますが、皆さん共通して努力を重ねてプロ生活を全うされてきた方ばかりです。そういった選手を応援したくなるのは純粋な気持ちですよね。中には選手の悪口を言ったり、ダメ出しをしたりする人がいますが、あれは応援ではないですよね。
そうです、純粋に応援する人が成功してほしいと願うことが応援で、評価や批判は応援ではないですよね。
改めて「応援」という言葉の意味を調べてみると、「困っている人や頑張っている人を手助けし、励ますこと」と書いてあります。
先ほどの仕事の応援に戻ってみると、そもそも仕事とは社会貢献であり、関係する人が上手くいくように自分ができる最大限の貢献をすることかと思います。
自分が頑張って経験値を増やし成長していけば、相手に貢献できることが増えます。そうすると自分の応援する力は増加していき、相手が成功する可能性が高くなる。
応援する人に大切なのは相手のことを大切に想うことで、大切に思うと自然とそういった応援したい気持ちが湧き出てくるものかと思います。
もしそういった人が遠方の方だったとしても、その人の人柄や生き方に共感していれば、いざというときに自然と応援したくなる。
そうやって応援する人になることによって、自分の生き方そのものを大切にして日々頑張っていれば、また自分も応援される人になっていきます。
そうです、誰か大切な人が困っていれば、応援してあげる。そして、応援される。
こうやって助け合いができ、応援する気持ちや行動ができる人、こういった人は逆に応援される人でもあります。
「自分は完璧ではない」ということを自覚している人が、大成功しているケースがあったりします。
現代社会において、ひとりで成し遂げられる仕事なんてほとんどないと思うので、人生の成功のカギは自分自身が優秀かということより、「いかに人に応援してもらえるか」ということも大切だと感じます。
心理学者のアドラーも言っています。
「 憂うつ? この処方の通りにしたら、きっと二週間で全快しますよ。
それは、どうしたら他人を喜ばすことができるかということを毎日考えてみることです。
不幸に陥る人は、自分のことだけを考えている人です。 」
思考の焦点を何に向けるか。
他人の笑顔のために行動すれば、憂うつな気持ちから豊かな心になれるということでしょうね!
思い出しました!
人を応援するスタイルがお手本のような方がいます。松岡修造さんです。
松岡修造さんの名言では
「 人の弱点を見つける天才よりも、人を褒める天才がいい 」
とおっしゃっていますね。
私もあんな素晴らしい応援を全力でできる人間になれるよう、気持ちをスイッチしていきたいと思います!
小さい秋はどこへ行ったのか、すぐに冬になってしまうのでは?!といった陽気ですが、今月も素晴らしい一か月をお過ごしください!
2
最近のコメント