人との関係性を深めるために
今回のパンデミックが通常と異なるのは、古い人間関係が新しい人間関係に置き換わっていないこと。
多くの人が会いたい人と会えない長い時間を過ごし、仕事のつながりが絶たれたと感じている今、ちょっとした知り合いとのつながりを維持することが、これまで以上に重要になっています。
そうした中このパンデミックの間に、新たなビジネスの出会いなど会合等もなかなかなく、私たちの関心は見知らぬ人との関係性構築から、家族や友人、身近な人との関係性を深めることにシフトしました。
でも本来は見知らぬ人との交流が私たちをより幸せにし、帰属意識を高めるということが明らかになっているそうです。
ただ家族間や友人間においても、顔を合わせなければ愛情は急速に低下してしまうそうです。2ヵ月間会わないと友人や家族との親密度は30%以上も低くなり、その後によそよそしくなるそう。また5ヵ月後には友人間の親密度は80%も落ち込むそうです。嫌な結果ですね。
親密度を低下させないために、ネットワークの縮小にならないために大切なことはなんでしょうか?
人々は連絡を取るのを躊躇することが多い。
気まずい思いをするんではないかという誤解があるか、単に何を話せばいいか分からないのかもしれない。
本当は、感謝を伝えたり、自分にできることは何かを考えたり、助けを求めたりすればいいそうです。いつも心にとめておいて実践していかないといけませんね。
手段としては「電話」は非常に効果的だそうです。私たちは声を聴くだけで共感が増し、良い聞き手になることができるそう。また「電話」は「ハグ」と同じくらいの効果があり、ある研究によれば、電話はストレスのバイオマーカーであるコルチゾールレベルを低下させる効果も期待できるそうです。
いやぁ。これは自発的な行動で偶然を起こしていかないといけないんだから、しばらく会ってない人を3人くらいリストアップして、連絡してみよう!と思いました!皆さんも是非!
やはり「偶然」が飛躍の突破口になります。
その「偶然」は個人が起こすもの。
その偶然の機会を組織や企業が上手く活かして、素晴らしい成長や成功を皆さんがされることを願っています!
今月もお読み頂き ありがとうございました!
2
最近のコメント