マイナスに働いてしまう効果も?!
例えば商品開発に時間をかけ過ぎると、担当者は過度に思い入れが強くなり、売れ行きがイマイチだとしても、「何とか工夫すれば売れるはずだ!」と正確な判断がしにくくなります。製品やサービスに対する愛着そのものは必要ですが、過度な愛着はむしろ生産性を損ねることがある点に注意が必要ですね。
今の時代、ECサイトで何でも手に入る環境になりました。
でもこうやって実際に商品に触れてみて選ぶ感覚も、人間には必要なものなのかなと感じました。
しかし「Amazon」や「楽天」で商品を購入する便利さが勝る場合も、現代人の生活環境の中では本当に多くなりましたよね。
どんな商品やサービスを販売・展開する業種でも、いかにお客様心理にうまく働きかけ売上向上につなげるか。そんな手法を考えて変化させていっています。
こういった心理学は大学の授業などで直接教えられることもありますが、いくつかこういった心理学を学ぶことで経営に対して素晴らしい判断ができるようになるかもしれません。
イケア効果のような心理を学び、知り、上手く利用することで、他者を動かす武器になります。
また、自分の意思決定の質を上げることもできるかもしれません。
テレビを見ていて、私もよくやられるんですが…、 バラエティー番組で、
「続きはCMの後で」
となり、 続きが気になってしょうがないので、CMも見てから続きをちゃっかり見ます!
これは「ツァイガルニック効果」が利用されていますが、やっぱり私は引っ掛かります。
こういった心理学を知ることの最も重要な効用は、これらの心理学を利用し働きかけをする行為に対して警戒心を持ち、それらを防げる可能性が高まることでしょうか(笑)
人間は他人が喜ぶことをすることで幸せを感じられる動物です。
人々の心理を知って、利他的な行動を行うことで皆様の活動が成功に近づきますように!
今月もお読みいただきありがとうございました。
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