「強いリーダー」とは

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いろいろなリーダーがいる

先日、私より20歳ほど年齢が若い経営者の方と話す機会がありました。

「いろんな分野にチャレンジされていらっしゃるのですね!」
「いえいえ、こちらこそ非常に勉強になります!」

そこでは仕事のお取引を模索し、その他事業についての考えなどいろんなお話をさせて頂きましたが、話していて率直に感じたのは20年前の私の気持ちと同じだな!と感じ、なんだか嬉しくなりました。


今現在、私より20歳ほど年上の経営者の方と話して、こんな風に感じてもらえるだろうかと逆に自分自身が物凄く感化されました。

それはもう気持ちが真っ直ぐでビジネスについて一生懸命で、ちょっとした遊び心はないんではないか?と心配になるくらい、情熱的に話して頂いたというのが印象的でした。

いつの時代も、どんな組織にもリーダーが存在しています。

中には学生起業された経営者がおられたり、私では考えつかなかった経験をしておられたりする方もいらっしゃいますが、例えば躍進している会社の経営者や後継者、またはリーダーの共通点は、決して腐らず、後ろ向きな発言をしません。学んだことを「自社には関係ない」とは言わずに、「これをどうにかしてウチの会社に取り入れられないか?」と愚直に考える努力をしています。そして、時間がかかっても考え抜いたことをきちんと実行しています。

そんなリーダーは、あっという間にしてリーダーになったのではなく、各組織を発展・成長させ、長い年月たゆまぬ努力を繰り返し行ってきてその職に就いた方ばかりです。

5月、企業によっては新卒入社の方が入られ新しい風が社内に吹き抜けています。新入社員の皆さんは、希望を抱いて入社された企業で、新しい組織に慣れていくことに必死になっておられることでしょう。

そんな新卒採用ですが、最近は新卒からばかりではなく中途採用も随分一般的になってきたという社会環境の変化もあります。
中途からでも中には即戦力の採用だったり、幹部候補としての採用だったり、それまでの努力で素晴らしい経験値をお持ちのいわゆる経験者採用で、早い段階にリーダーの職に就く方もたくさんおられるようになりました。

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そのために かつての日本企業は終身雇用や年功序列型賃金を保証し、時間をかけて人材育成を行っていました。

しかし現在の厳しい国際競争にさらされている日本企業を取り巻く環境では、そんな日本型雇用慣行が維持できなくなり崩壊してきています。

「長く働いてもいいことがないのなら、若いうちにリセットしたい」

と考える人材の離職が増えていると考えられます。

かつては大きな問題にはならなかった「潜在的ミスマッチ」が、日本型雇用慣行の崩壊とともに顕在化してきたと言えるでしょう。

そんな中、どんな経営者でも、強い組織・強いリーダー・強い個を育てることにはたくさんの時間をかけて実行しておられると思います。
私自身もその例外ではありません。
すばらしい社員の皆さんに囲まれている私ですが、やはり人はどこまでも成長できますし、更にさらに上を目指して活動していきます。

そんな時、稀代のラガーマンだった平尾誠二氏の著書「人を奮い立たせるリーダーの力」を読んで、そうそう、そこは本当に大事!と感じた点を少し共有させて頂きます。皆さんのリーダー育成にもお役にたてば幸いです。

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