いつ思いだすか
記憶の想起には特徴があって、過去の出来事をそのまま、いつもで同じように思い出すわけではありません。
記憶を思い返す状況やタイミングによって、思い出す内容や記憶に付随するイメージは異なってきます。
例えば私なら、高校野球の夏場の練習は「めちゃくちゃ辛くて大変だったから嫌だった」という記憶があったとしても、年齢を重ねてから思い出すと、そんな練習を続けていたから、
「あの時に比べたらこの作業くらい大したことない!」
と、忍耐力が養われたなどの良い面を思い出すように変化することがあります。
この高校野球の夏場の練習の件は、「いつ」思い出すかによって内容の意味づけが変わると思いますが、この過去の体験を「誰に」、あるいは「何のために」話すかによっても、意味が変わってきますよね。
また、見覚えのある景色などを見て昔のことを思いだすなど、何かがきっかけで記憶が想起される体験をしたことがある方もいるでしょう。
こうやって、昔も今も経験はすべての人の糧になっていきます。
その経験が記憶となって蘇って人に話すとき、経験したからこそ知る部分があって言葉となって現れます。
ネガティブな思考が生まれやすい現代社会ですが、もし記憶からネガティブなことが浮かんでくる方がいたら、是非ポジティブになるように捉え方を修正してください。
考え方や捉え方次第で、物事はものすごく楽しいと思える事柄に変化できます。
皆が何事もポジティブに捉えることが大切ですよね。
今日からも過去の素晴らしい体験に感謝しながら、皆がいい記憶を蘇らせてプラス思考で過ごしていけますように!
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