巧みなテクニック
ひとつは「ドアインザフェイス」
最初に相手が断るであろう大きな頼みごとをして、相手に罪悪感を抱かせることにより、小さな頼みごとを相手に受け入れてもらうというテクニックです。
5万円くらい?1万円でのご紹介です、と、金額設定でこちらが用いられていますよね。
二つめは「バンドワゴン効果」
CMの最後に「お一人様2台までです」と言って、多くの人が支持していて売れているので数に限りがあると思ってもらえるように、このフレーズをうまく利用しています。多くの人が支持していると信頼性が高まりますよね。
三つめは「イヤーワーム」
こちらは「ディラン効果」とも呼ばれ、ある瞬間に聞いたことのあるアニソンなどの曲のワンフレーズや文字が頭の中で強迫的に繰り返され、毎日、朝から止まることなく反復されて聞こえてくる現象のことです。
おそらく保科氏の
やすいっ!やすぅーい♡
や、石田社長の
でーぶいでー
…などのフレーズが頭に残ることと、単純なメッセージを繰り返し使っている部分が「イヤーワーム」効果になっているのだと思います。
中毒性がある言葉ですよね。
この「イヤーワーム」は98%程度の人が日常的に経験していると言われますが、場合によっては不快感につながったり幻覚症状が発生したりと、悩んでいる人もいることは事実です。
この「イヤーワーム」を止めるには、有名な方法として「ガムをかむ」方法があります。
ガムをかむことは、意味のない無声スピーチに近い行為で、無声スピーチは何かを黙読する時のように、言葉を音に出さずに頭の中でイメージすることです。この無声スピーチ行為が、頭の中に鳴り響く音のイメージであるメロディーを分解する作用があるそうです。
いずれにしても夢グループのCMは、視聴する側の年齢層により、「気になる」の原因が違うものとなるコトもあって、うまくターゲット(高齢者)に分かりやすく情報をリーチさせているのだと思いました。
また夢グループはホームページ上で石田社長と保科有里氏のイベント等への出演依頼を受け付けておられます。
それを利用して、逆に若年層やターゲットではない世代には独特性を話題性のあるコンビのようにうまく感じ取ってもらっているのか、ある大学の学生募集告知看板に起用されたり、鉄道会社とのコラボ動画に出演したり、意外なところで興味関心をひく存在になっていることも事実ですよね。
他にも以前に上手く頭に残るCMを展開されていた商品で「ハズキルーペ」や「しじみ習慣」がありました。素晴らしいCMや商品ばかりです。
パソピアももっと皆さまの身近な存在になれるように、頭に残るフレーズで発信していかねば!と思いました。
頑張ります!
今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
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