個性の追求
仕事だからと言ってしまえばそこまでですが、この個性を追求していけば人間は適材適所で活躍できる能力やチャンスが全員にあると思うのです。
野球で光る個性
芸能人に限らず、例えば野球もある意味「個性の集団」と言えます。
投げるのが得意な人、バッティング技術があって長打力がある人、走るのが速い人、それぞれの個性を活かせる場所があるスポーツだと思います。
会社もそれに非常に似ていると思っています。
人と接するのが得意な人、デスクワークで入力を任せたらめちゃくちゃ早い人、フォークリフト作業を任せたらめちゃくちゃ丁寧で早い人、人の世話が大好きな人、あげていけばきりがないほど活躍できる場所がたくさんあります。
働き手はそれぞれの個性を活かした職業や職場で活躍できることが幸せなことじゃないかなと思います。
深刻な人手不足
世の中は2024年問題など人手不足が深刻な社会問題となっています。
そんな中、ダイバーシティ雇用だったり外国人材の活躍だったり、様々な取り組みがありますが、先日ふと障がい者雇用について触れることがあり再確認していた際に、
日本にはいったいどれくらいの障がい者の方が生活しているのだろう?
と調べてみると、なんと国民のおよそ7%程度の人がなんらかの障がいを有していることが分かりました。
中には自分に障がいがあることを気付かずにいて、大人になってから「発達障がい」だったと気付くケースもあるそうです。
この障がいも個性だと思います。
中には交通事故で足を失って義足生活になり、それからスポーツを始めて素晴らしい活躍をされてパラリンピックに出場した方もいます。
このように障がい者が活躍できる場所があることは社会として素晴らしいことです。
障がい者雇用の促進に関する法律改正
そんな中、人事労務の法律分野に目を向けてみると、障がい者の雇用の促進等に関する法律施行規則等の改正により、2024年4月から障がい者の法定雇用率が段階的に引き上げられることになりました。
これまでは民間企業での障がい者の法定雇用率は2.3%とされていましたが、
2024年4月より2.5%
2026年7月からは2.7%へ
段階的に引き上げられることが決まりました。
この春は従業員40名以上の企業は注意が必要ですね。
…そうです。
障がい者を1人雇用しなければならない事業主の範囲が、2024年4月より「従業員40人以上」、2026年7月より「従業員37.5人以上」に広がることになります。
人口減少へと転じ、労働力供給制約が強まる日本社会において、今後も持続的な経済発展を実現していくためには、働く人がそれぞれの個性を発揮し高い労働生産性を実現して、より多くの人で社会を支えていく、すなわち就業率を高めていくことが重要だろうと思っています。
私は「変わり者だなー」っていう個性くらいしかないかもしれませんが、皆さんや皆さんのまわりにいらっしゃる方々は、それぞれ素晴らしい個性をお持ちで、素晴らしい能力をお持ちの方ばかりだと思います。
そんな方全員がそれぞれの個性を活かして活躍できる社会を、これからも一緒に育てていきたいですね!
私ももっと成長していかねばなりません。頑張ります!
今月もお読みいただきありがとうございました!
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