若い世代に魅力ある地元になるために
2025年スタート!
あけましておめでとうございます。
新年は本当に気持ちが改まります。
今年も素晴らしき一年になりますよう、すがすがしい気持ちで2025年をスタートします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はどんな年になる?
さて新しい年、2025年はどんな年になるでしょうか。
2020年から長くコロナ禍が続きましたが、昨年はようやく経済や社会活動が活発に行われてきたなと感じる世の中でした。
そんな中、物価高や円安といった状況もあります。
さらに長く続くウクライナ情勢など、国際情勢も不安定な状況が続いています。
国内では働き方改革が成立して約5年、世の中に働き方改革が根付き一億総活躍社会が謳われるようになった背景には、少子高齢化による総人口・労働人口の減少があります。
お得意先様や関係企業様のお話を聞くと
いやー、募集しているけど若い人が集まらないわー!
「なかなか20代・30代のいい人からの反応が得られないんよなー
など、若手の人材戦力の求人は特に苦労されている様子をよく耳にします。
そうしたなかで、今の若者は国や社会についてどんなことを感じているのでしょうか。
また若い世代の人は、特に私たちの住む三重県の若い世代の人は、これからの日本、または三重という地域に何を期待し自分たちの未来と重ねているでしょうか。
私も感じていることですが、今後の中心世代になってくる若者がどう感じているか、は私も興味があります。
地元・三重の現状
内閣官房・内閣府総合サイト「地方創生」によりますと、三重県では15歳から29歳の若者が転出超過数の約6割を占めていると言われています。この結果少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少して、三重の労働力が不足する結果となっているようです。
三重県から若者が転出する背景には、大学に進学した県内高校卒業生のうち約8割が県外大学に進学することや、県内高等教育機関卒業生の約5割が県外に就職すると言われています。
三重には魅力がいっぱい
しかし、三重県には魅力ある財産もたくさんあります。
高等教育では、過去の公害を克服した技術の授業や、世界的に人気がある忍者の研究が行われていて海外からも学生が集まるなど、三重県ならではの授業もあるそうです。
ただ、若者も三重県に愛着はあるものの、県内の企業の情報が得られずに県外に進学したのち県外で就職したり、「そちらを選ばざるを得ない」という意見もあったり、学ぶ楽しさや面白さが県内高校生や学生に伝わっていないようです。
過去の県内高等教育機関の学生に向けたアンケートでは、大学生等が就職する際に一番重要視する項目として、
「働きやすさ」と 「やりがい」
が、上位2項目だったようで、若者の県内定着には、企業においてそれらを向上させることが重要と考えられます。
若者の働きやすさ
「働きやすさ」については、皆さんの職場も環境を整えたり、リモートワークを取り入れたり、意欲ある人材が多様な働き方を選択して活躍できるように投資を行ったりと、このところのテクノロジーの進化をうまく取り入れ、様々な取り組みをされていると耳にします。
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