社会人基礎力 ~ チームで働く力1(発信力)
「チームで働く力」の6つの能力要素のひとつ、「発信力」についてお届けします。
「発信力」とは?
相手に配慮しながらも、自分の意見・意思をわかりやすく伝えることのできる力を指します。
■チームで働く力
→ グループ内の協調性だけに留まらず、多様な人々との繋がりや協働を生み出す力が求められています。
▲出典:経済産業省 社会人基礎力 https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
なぜ「発信力」が必要なのか?
職場や会議で打合せに参加しているケースを考えてみましょう。
ただそこに座っていればよいのでしょうか?(たまにそういう会議もあるかもしれませんが…)
会議等では、上司への報告や担当者同士の連絡事項の伝達など、さまざまな場面で自分の意見や情報をわかりやすく伝える力「= 発信力」が必要とされます。
相手にしっかりと意見が伝わることで、仕事を円滑に進行でき、周囲からの信頼を得やすくなりますね。
相手の理解を得るため、発信力のある行動をとるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?
発信力のある言動のために必要なこと
- 相手が理解したか確認しながら話す
上手に話すことに気を取られ、聞いている相手方のことを忘れてしまってはいませんか?
自分が話す内容は、すべて受け入れられるとは限りません。正しく伝わらなかったり、誤解やミスなども起こることがあります。
話し方ひとつではあるのですが、相手の表情で伝わっているかどうか読み取ったり、「ここまでのところで何かご質問などおありですか?」など、伝えたい内容がきちんと伝わっているのか、確認しつつ話しましょう。話し方ひとつで相手への印象も変わることがあります。
- 相手への配慮を忘れずに発言する
「自分の意見と事実」を伝えることは必要ですが、相手への配慮を欠いてしまうと、「結局何も伝わらない」ということになりかねません。同じ内容を伝えるにも、言葉のチョイスでずいぶんと印象が変わることがあります。マイナスよりプラスの言葉を使い、「相手から言われたらイヤだ」という言葉を使わずに意識してみましょう。相手への配慮を忘れずに話すことで、内容がしっかり伝わることでしょう。
(例)
「〇〇はおかしいので修正すべきだ」
↓↓
「私もふと気づいたのですが、〇〇は△△とした方がより良くなると思うのですが、いかがでしょうか?」
- 思い込みや認識のずれがないか確認
相手の人が自分と同じ感覚や尺度を持っているとは限りません。むしろ考え方は人それぞれです。
「たぶん、こうだよね?」や「きっとこの人もこう考えているだろう」など、思い込みで話すと、コミュニケーションに支障をきたすことが多くなってしまいます。
相手の状況や考え方などをしっかり確認しながら話してみましょう。協力して仕事を進めることができますよ。
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