あなたの命を守る防災対策 – 重要性と具体的な対策

防災バッグをもつ女性(イメージ)

株式会社パソピア 業務IT管理部

「防災の日」が近づいてきましたね。

突然の災害が私たちの生活に及ぼす影響は計り知れません。地震や台風などの自然災害がいつどこで発生するかは予測できませんが、日頃からの備えがあることで、その被害を最小限に抑えることができます。
今回は、防災対策についての基本的なポイントをご紹介します。

1.緊急連絡先の確認

家族や友人と緊急時の連絡方法を事前に話し合い、確認しておきましょう。

携帯電話のバッテリーが切れてしまうことを想定して、地元の避難場所や集合場所も決めておくことが大切です。

※パソピアでは、スタッフの皆さまが勤務されているエリアで震度6弱以上の地震およびそれに類する規模の大規模な災害などが発生した場合、皆さまへ「安否確認メール」が配信されます。
ご自身の安全確保を最優先していただきつつ、配信された安否確認メールへの回答をよろしくお願いいたします。

▼パソピアで就業中の皆さまはこちらもご確認ください▼

 

 

2.非常持ち出し袋の準備

最低でも3日間分の飲料水や食料、医薬品、懐中電灯、ラジオ、乾電池などを入れた非常持ち出し袋を用意しましょう。また、定期的に中身を確認し、賞味期限が切れていないか、必要なものがすべて揃っているかをチェックしてください。

また、非常持ち出し袋の準備の一環として、「ローリングストック」を活用するのもよいですね。

日常的に消費する食品や日用品(レトルトごはん、レトルトパスタソース、レトルトカレー、米、パスタなど)を少し多めに(+3日分程度)購入し、古いものから順に使い、新しいものを補充する方法です。

これにより、非常時にも新鮮な食品や日用品を備えておくことができます。

ローリングストックのポイント
在庫管理:非常持ち出し袋に入れる食品や日用品は、日常的に使うものを選びましょう。定期的に消費し、新しいものを補充することで、常に新鮮な状態を保つことができます。
賞味期限の確認:食品の賞味期限を定期的にチェックし、期限が近づいたものから順に使いましょう。新しいものを補充する際は、古いものを前に、新しいものを後ろに配置することで、効率的な在庫管理ができます。
非常持ち出し袋+ローリングストックがあれば、6日分の備蓄ができます。

 

3.避難経路の確認

自宅や職場から最寄りの避難所までの避難経路を確認し、実際に歩いてみることで、安全に避難できるかどうかを確認しておきましょう。また、災害時にはエレベーターが使えなくなることが多いので、階段の位置も把握しておくことが重要です。

また、三重県では「防災みえ」のサイトで避難場所や防災ハザードマップなどが公開されています。

普段から危険な箇所や経路などをしっかり確認しておくことが大切です

防災みえ-避難所 防災マップ

 

4.防災アプリ・メール配信サービス等の活用

スマートフォンに防災アプリをインストールし、災害情報や避難情報をリアルタイムで取得できるようにしておきましょう。緊急速報メールや自治体の防災情報なども有効ですので、設定を確認しておくと安心です。

前述の「防災みえ」では、気象災害に備え、防災メールの配信サービスを行っています。

積極的に活用しましょう。

防災みえ-メール配信登録

 

5.定期的な訓練

地域で開催されているものや、職場での防災訓練に参加し、実際の避難行動をシミュレーションしておくことで、いざというときに冷静に行動できるようになります。

職場でも自宅でも、全員がスムーズに避難できる体制を整えることがとても大切です。

 

さいごに

災害はいつ発生するかわかりませんが、日頃からの備えが私たちの命を守ります。

自分だけでなく、家族や同僚、友人と一緒に防災対策を考え、実践することが大切です。日々の業務の中でも、防災意識を高め、皆で協力して安全な環境を築いていきましょう。