「餃子とライス大盛りお願いします」
学生時代、近所にあった 安くておいしい(餃子が有名な)中華料理店で、いつもこんな注文をしていました。
お金がなかったので、酢豚と餃子を食べている同級生を見ると羨ましく思いました。 新聞屋に住み込んで新聞配達をしていたので、移動手段は「京都新聞」と書かれた黄色いバイクです。
私のバイクを、同級生が車で追い越していくと、少し情けない気持ちになったものです。
今は、その中華店で好きなものを頼むことができます。
もちろん車も持っています。
でも時々、学生の頃と今と比べて、どちらが幸せだったのかと思うことがあります。 物質的には今の方がはるかに裕福なのに、幸せの度合いは、あの頃と変わらないような気がします。
人が幸せになる方法は、二つあると思います。 一つは外面的な方法です。 例えば…
- 高い服を着る
- 高級なものを食べる
- 良い家に住む
など方法はいろいろあると思います。
私は、20代の頃、ローンを組んで新車を買ったことがあります。
もう、うれしくてうれしくて、この幸せが永遠に続くか…と思いきや、わずか数ヶ月で、その車に慣れ、数年後には、もっと良い車に乗りたいと思うようになりました。
結局、人には欲があり、この外面的な方法では幸せは続かないと、その頃、悟りました。
幸せになるもう一つの方法は、
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