サイクリングの思い出
以前、友人と二人で1時間ほどサイクリングをしました。
「ハァハァ、しんどい!この坂も自転車で登るの?」
坂道にさしかかって、彼から悲鳴のような声が聞こえてきました。
自転車を引いて坂道を歩いて登ることにしました。
私にとっては、確かに上り坂はしんどいですが、下りになった時は爽快です。
適度な達成感、風の音、自然の景色など楽しみが一杯です。
走り終わった後、私は気分が爽快になり、お腹もすいてきました。
ところが彼に感想を聞くと、「テンションが下がった!もう二度とサイクリングはしない!」というものでした。
彼にしてみたらサイクリングは不快なものだったようです。
私は、ふと「人生」もサイクリングに似ていると思いました。
彼は、「サイクリングは、平地を走るもの」と思っていたそうですが、狭い日本、そうとは限りません。
坂道を走ることも、舗装していない道を走ることもあります。
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