社会人基礎力 ~ チームで働く力3(柔軟性)
「チームで働く力」の3つの能力要素のひとつ、「柔軟性」についてお届けします。
「柔軟性」とは?
自分の意見に固執せず異なる意見を受け入れようとする態度のことで、意見や立場の違いを理解する力のことをいいます。
▲出典:経済産業省 社会人基礎力 https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
なぜ「柔軟性」が必要なのか?
- 聴く耳を持たない人
- 頭が固い人
- 頑固で言っても人の話を聞かない人
あなたの周りにこんな人はいませんか?
もしその人と一緒に仕事をすることになった時、やりやすいと感じますか?
あるいは成果がでやすいと感じますか?
…そのような人と円滑な人間関係・信頼関係を築くのははなかな難しいですね。
職場では、いろいろな立場の人が協力し合って仕事を進めていくことが必要です。そのため、お互いの立場や意見、価値観を尊重し、理解しあう姿勢がとても重要となります。
自分の考えだけに固執せず、周囲の意見に耳を傾けることで視野が広がり、新しい発想や多くの知識を得られたり、突発的な事態が発生しても臨機応変に対応したりすることも可能となります。
周囲と協力することで大きな成果を発揮するため、柔軟性は欠かせない要素となるのです。
「柔軟性」のない行動とは?
具体的にどのような行動が「柔軟性のない行動」なのか、見ていきましょう。
- 自分の考えだけに固執し、頑なな態度を崩さない
「今まではこのやり方だったから変えたくない」
「私には私のやり方があるの!」
こんな風に自分の考えだけに固執したりしていませんか?
私たちを取り巻く環境は、日々変化しています。今までと同じ方法がこれからも最善の方法であるとは限りませんよね。
人の意見に耳を傾け、自分が「良い」と思ったところを取り入れてみましょう。
自分自身が成長するきっかけになるかもしれません。
———————- - 周囲に流され言われるがままに行動する
「私は(ア)が良いと思うけど、みんなが(イ)が良いというならそうしよう」
「私のアイデアの方が良いと思うけど、説明するの面倒だし自分の仕事が増えるし、言われた通りにしよう」
こんな風に周囲に流されて行動していませんか?
言われるがまま行動することは「柔軟性」とは言えません。自分と相手が異なる意見を持っているとき、「なぜそうなのか」を相手の立場で考え、自分の考えにどう取り入れられるか、最善の方法を見つけていくことが大切です。
「言われた通りにしただけだから」
「みんながそう言ったから」
という言い訳は、周囲からの信頼を失うだけで通用しません。
相手の考えを受け入れるときは、しっかりと自分で考え、良い部分を取り入れていきましょう。
———————- - 周囲から理解を得られず孤立
「こんなに忙しいのに誰も手伝ってくれない」
「私のやり方に誰もついてきてくれない」
周囲に協力を得られず、一人で問題を抱えてしまったことはありますか?
柔軟性のない行動を続けていると、いざという時
「どうせ言っても聞いてくれないんでしょ?」と意見交換をしなくなるばかりか、協力を得られず孤立してしまう恐れもあります。
普段から柔軟な対応を心がけ、周囲の助言や意見を聞きながら業務を進めることで、それまでのあなたでは思いつかなかったような、別視点の解決策が発見できるかもしれません。
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