ヘルスケアシリーズ ~ VDT作業

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ヘルスケア~ VDT作業で気をつけたいこと

今回は、「ヘルスケアシリーズ 第1弾」として、VDT作業において気をつけたいポイントをご紹介します。

 

「VDT作業」とは?

「VDT」とは、コンピュータの出力装置のひとつ。Visual Display Terminalsの頭文字を取り、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置(いわゆるディスプレイ)のことをいいます。

■VDT作業:
「VDT機器」を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業を「VDT作業」といいます。
▲出典:厚生労働省  職場のあんぜんサイト

VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン

厚生労働省のガイドラインでは、事務所において行われるVDT作業を対象として、作業環境管理、作業管理、VDT機器等の調整、健康管理、労働衛生教育、配慮義務等について定めています。

また、ガイドラインでは、VDT作業を次の[1]から[6]の型に分類して、その型と作業時間により3つの作業区分を設け、それぞれの作業区分ごとに作業時間管理等の労働衛生管理を行うこととしています。

  1. 単純入力型:資料、原稿等からデータ、文章等の入力をする作業
  2. 拘束型:コールセンター等における受注、予約、照合等の作業
  3. 監視型:交通等の監視等の作業
  4. 対話型:作業者自身の考えにより、文章・表等の作成、編集、修正の作業。データの検索、照合、追加、修正等の作業。電子メールの受信、送信等の業務。窓口での金銭出納作業
  5. 技術型:コンピュータのプログラムの作成・修正等を行う作業。コンピュータにより設計・製図等を行う作業
  6. その他の型:画像診断検査、携帯情報端末、その他のディスプレイを備えた機器の操作等を行う作業

パソコン操作自体に危険はありませんが、長時間の作業により、目や身体や心に影響が出ることがあります。

厚生労働省:職場のあんぜんサイト「VDT作業」より

 

VDT作業者

VDT作業を行う作業者には、定期的に健康診断を行うことが義務付けられています。

パソピアでも、年1回健康診断を実施し、受診が必要な対象となるスタッフの方へご案内しています。

 

 

作業時間において注意したいこと

作業者が心身の負担を少なく作業を行うことができるよう、1連続作業は1時間を超えないようにすること、連続作業と連続作業の間に10~15分の作業休止時間を設け、ディスプレイを見ずにできる他の作業を行うように注意する必要があります。

 

作業姿勢

疲労等を軽減しながら、支障なく作業を行うことができるよう、作業姿勢、照明、採光について注意して作業する必要があります。

作業姿勢については、ディスプレイの位置、キーボード、マウス、椅子の高さを調整し、なるべく楽な姿勢で作業できるようにしましょう。

ディスプレイ画面の位置、前後の傾き、左右の向き等も適切に調整して、作業負担を軽減する姿勢をとれるようにしましょう。

ディスプレイ画面の明るさは、まぶしくないようにし、書類、キーボード面の明るさと周辺の明るさの差は、なるべく小さくすることが必要です。ディスプレイ画面に太陽光等が入射する場合は、ブラインド、カーテン等で調節し、適切な明るさとなるようにしましょう。

 

 

VDT症候群とは?

パソコンやTVなどのディスプレイを見ながら作業することを「VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)作業」と言い、この作業で起こる症状のことを指します。

◆VDT作業による主な症状

  • 背中の痛み
  • 腕、手のしびれと痛み
  • 首、肩の凝り
  • 腰痛
  • 目の疲れ、乾燥

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リフレッシュで対策を

就業の前後又は就業中に、体操、ストレッチ、リラクゼーション、軽い運動等を行うことが望ましいとしています。

首回り、肩・腰、手首など、作業の合間にしっかり伸ばしてストレッチ、目もまばたきを意識するなどを心がけましょう。

 

 

 

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