就活ワンポイントアドバイス

転職は働きながらするのか?会社を辞めて転職活動するのか・・・?

転職をしようと考えたときに、今の仕事を辞めてから転職活動をした方が良いのか、現在の仕事を続けながら転職活動をした方が良いのか悩むことがあります。それぞれのメリットとデメリットをしっかりと考えて自分に合った選択をしていただきたいと思います。
会社を辞めてからの転職活動についてのメリットは転職活動に注力する時間がしっかりと確保できるところや、内定企業からの勤務開始希望日にも柔軟に対応できるというところになります。

しかし転職活動が思っていた様に進まず、離職期間が長期にわたり面接時に印象が悪くなってしまうというところがデメリットになります。
会社に勤めながら転職活動のメリットは安定的な収入がある事働きながら転職に向けてのスキルを伸ばせるところになります。しかし面接日程や勤務開始についてなど転職先企業との調整がうまくいかずせっかくのチャンスを逃してしまうデメリットがあります。
転職活動

転職への心構え

転職する事は自分の生活が大きく変わる転機になります。だからこそ、それを期に自分合った仕事に就きたいと思うものです。通勤が便利なところに勤めたい、収入面をアップさせたい、人間関係の良い職場に勤めたいなどが一例です。ですが勤めてみると思っていたのと違ったなんていうのはよくある話です。転勤を命じられた、月収面では上がったけれども賞与を含めた年収面では下がった、自分とは合わない上司だったなどです。
自分の希望の条件にすべてが合うお仕事があるわけではありません。中途半端な気持ち手で転職活動をするとそういった自分の希望条件と違いに納得できず早期離職につながるという事にもつながります。

また中途半端な気持ちでの転職活動は面接のプロである企業担当者はすぐに見抜いてきます。
まずはしっかりと自分の転職に対してのモチベーションを上げ、自分にどのようなスキルがありどのような企業で活躍していこうと考えているのか、受けたい企業が見つかればしっかりと企業研究をして面接対策にしっかり臨む、といった本気の気持ちを持つ必要があります。
転職への心構え

転職のタイミングはいつがいいの?

中途採用市場において求人件数が増えるのが、新卒採用を十分に取れなかったから、4月1日からの新年度からの体制を整えるための増員としての募集が集中する、2月と3月になります。このタイミングでは3月末での契約期間満了退職などもいろんな機関から出てくるので求職者も多くなりそれらの離職予定者を確保しようと求人募集も増えてくる事も重なります。転職市場において一番活発な時期とも言えます。ただその時期が過ぎるとゴールデンウィークごろまでは転職市場は落ち着きます。5月後半から6月頃に4月1日入社の方が早期離職に対しての補充募集や7月以降の採用計画に向けての募集が出てきます。ただこの波も夏の賞与や夏季休暇を迎えるにあたって求職者の活動が鈍くなってくることから、8月頃に向けては落ち着いてきます。

9月からは下半期の人材募集が多く出てきますし、7月8月で採用できなかった企業の求人も継続してあり転職市場は活発になります。11月から12月にかけてはすでに次年度の4月1日以降の採用に向けて企業も検討することが多くなるため年末年始が明けてからという流れが一般的になります。まとめると2月3月と9月10月のタイミングが就職しやすい時期と言えますので参考にしてください。
転職のタイミング

履歴書や職務経歴書はどのように準備したらいいの?

まず履歴書ですが、履歴書にはいろんなタイプがあります。一般的にJIS規格に準拠したフォーマットで選ぶ方が多いですが、自分をアピールしやすい、また自分の職歴や移動の回数に合わせて、自分に合った履歴書を選んでください。職歴や志望動機などしっかり書いてください。スッカスカの履歴書はイメージが悪いので見やすさと読みやすさを重視してある程度文字を入れましょう。また基本的に手書きが望ましいとされていますが、字を書くのが苦手の方という方であればパソコンを用いて作成しても問題ありません。ただ修正ペンなどでの修正はいけません。
履歴書に載せる写真ですが基本的にはスーツスタイルで身だしなみをきっちり整えて写真を撮ったもの指定のサイズに切って糊で貼ってください。
最後に履歴書は汚れていませんか?破れていませんか?使いまわしではないですか?その履歴書であなたをアピールするものなので手を抜かずに作成してください。
次に職務経歴書についてですが、職務経歴書は履歴書の様にフォーマットがあるわけではありません。自分のアピールポイントに合わせて自由に作る事ができます。言い換えると書類選考において重要な書類となりますのでしっかりと作成して下さい。

職務経歴書は履歴書には書けない今まで経験してきたお仕事の内容、活かせる経験、持っているスキルなどをアピールする書類となります。職務経歴書も使いまわすのではなく、受ける企業に合わせて自分の今までのお仕事を分析し作成するのが良いでしょう。特に自己PR欄は企業の採用担当者が興味関心を持っていただく内容にしておく必要がありますので、企業分析と自己分析をしっかり行う必要があります。
履歴書、職務経歴書の書き方

面接時の身だしなみは?

基本的にはスーツスタイルになります。受ける職種によっては服装などの規定を強く設けていない事もありますが、面接担当者に良い印象を持っていただくにはスーツスタイルが無難です。

ですので、久しぶりに転職活動をするという方がスーツを準備するところから転職活動がスタートするというのも珍しくありません。
そしてそれ以上に大事なのが身だしなみです。採用担当者は自分たちが一緒に働きたいと思える人材を探しています。身だしなみがきっちりできていない人と誰も働きたいとは思いません。面接当日は鏡で身だしなみチェックを忘れずにしましょう。
面接時の身だしなみ

面接に臨むにあたっての注意事項は?

面接は実際面接担当に会う前から始まっています。会社に入る前、入ってからの挨拶、立ち振る舞い、面接の内容、面接が終わってから帰るまで、企業があなたの事を見ているかもしれません。面接の日は気を抜かず、きっちりとした立ち振る舞いを意識して下さい。面接の遅刻は基本的にNGです。しかしやむを得ない事由がある場合、面接予定の時間までに連絡を入れましょう。

面接対策は何をすればいいの?

面接は履歴書や職務経歴書を作成する段階で考えた事を自分の口から直接伝える場所になります。ですので、自己紹介・転職理由・志望動機などは書類の内容と違いが無い内容で伝えられるよう事前に準備しておいてください。
面接担当者からいろいろな質問があると思いますので、ある程度どのように答えるか考えておくことも必要です。職歴の退職理由について聞かれた場合、マイナスな理由ではなく、前向きな理由を答えることで印象が良くなります。

また長所や短所を聞かれた場合、長所はもちろんですが、短所についてはどのような事を心がけているかなど、自分が次の職場で活かせるスキルをアピールできる質問となります。企業に合わせた自分のアピールをするつもりで答えてください。
最後に何か質問はありますか?はよく言われる言葉です。特にありません、ではなく、企業への関心や就業への意欲など最後にアピールできる最後のチャンスなので、積極的に質問してみましょう。
面接対策

内定をもらったけどどうすればいいの?

内定を受けるかどうかは1週間程度で決断してください。あまり企業を待たせてしまうと、気持ちが無いのかと判断されて逆にお断りされる場合があります。平行して他の会社を受けている場合など、内定もらった企業があったけれども結果としてどこも決まらなかったなんて事もあります。しっかりと判断しましょう。

内定が出た場合、お仕事中の方は退職に向けても動かないといけません。今の職場に退職希望を伝え、退職日を明らかにし、次の職場にいつから勤務できるかを伝えないといけません。その際に注意が必要なのが、どちらの職場にもトラブルや迷惑をかけない事です。前もって円満退社に向けて引継ぎノートを作っておく、就業規則を確認しておく、退職までにどれぐらいの期間が必要か、などしっかり事前準備をしておきましょう。
内定