12月といえば
「もうそろそろ雪が降ってオープンやな!」
「そうやな!週末に行こうか!」
「いいね!」
「じゃあ土曜の23時ね、よろしく! ○○君にも言っておくわ!」
23歳ころの友人と私の会話です。
12月になってまずしたいと思っていたのは、ゲレンデに行ってスノーボードを楽しむことでした。
あの頃はシーズン券を購入し、週末になると毎週ゲレンデに出かけていました(笑)
今考えればよくも毎週毎週!と思ってしまうのですが、楽しみで仕方ありませんでした。
20代後半になると時間の使い方が変わってきて、12月は仕事の忙しさと戦う日々に時間を使うようになってきたと感じます。
20代前半の頃と現在では、仕事に対しての考え方や取り組み方が全然違います。今では余裕ができた週末の時間は仕事を進めておかないと時間がもったいないと感じる私です。
自分でも気がつかない間に、人生において仕事を楽しいと感じて取り組むようになったんでしょう。
思い返してみればその時そのとき行き当たりばったり、そのときどきの目の前の仕事に一生懸命に取り組んでいるつもりです。
1年の終わりである師走。文字通り走り回るような何かと忙しい時期です。年も極まり寒さも極まり、切羽詰まったような気分になりがちです。しかしながら、私もそうですが
「足取り軽く過ごしていきたい!」と、
感じておられる方も多いと思います。
やはり12月はひときわ忙しいと感じます。なぜそんなことを感じるのでしょうか。
なぜ12月は忙しいのか…
実際には11月下旬から忙しさを感じるかと思いますが、多忙なのは仕事ばかりではなく、慌ただしい理由にプライベートでもクリスマスや年末年始の準備で忙しくなるといった理由をあげる人もいます。年賀状の準備などもその一つですよね。
また年末は仕事納めになります。
経理担当者などは年末調整の準備もしないといけませんね。
これまでコロナ禍で予定らしい予定が入っていなかった方も多いでしょうが、最近の世の中の状況からすると12月は急に予定が埋まりだします。
そういった複合要素で心理的に忙しいと感じるようになるのでしょうね。
師走の忙しさに加え、近年日本では働き方改革が進み、仕事の取り組み方や時間の使い方等にも変化が起こっていると思います。また、産業構造の変化に加え、労働力人口の減少、つまり働き手不足という時代背景もあります。仕事への熱意などにも変化がみられるのかもしれません。
また変化のひとつであるテレワークの実施は、IT技術の進化でどこでも仕事ができる環境を生み出している一方、仕事と私生活の境界線が曖昧になってしまいます。また、周りとのコミュニケーションの方法などにも変化がみられると思います。
こういった働き方に変化が見られる世の中だからこそ、「ワークエンゲージメント」という新しいアプローチが提唱されています。働くすべての人がもっと生き生きと仕事に取り組めるようにするための考え方と施策です。
では、すべての労働者の皆さんが生き生きと働くためには何が必要になるのでしょうか?
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