師走マジック

ワークエンゲージメントを高める要素

働くすべての人がもっと生き生きと仕事に取り組めるようにするための考え方と施策として、「ワークエンゲージメント」という新しいアプローチが提唱されています。

「ワークエンゲージメント」には「熱意」「没頭」「活力」という3つの要素があります。

「熱意」とは?

仕事内容や自身のスキル、キャリアに対するプライドや思い入れ、やりがいのことを言います。仕事にしっかりと取り組み、また仕事に対し意義・意味を見出し、誇りを持ち挑戦しようという意欲を感じているなど、熱意が高まることで仕事への興味心や探求心が向上します。

「没頭」とは?

熱中して仕事に取り組むことを言います。仕事にのめり込んでいる時の幸福感、時間が早くたつ感覚、仕事から頭を切り離すのが難しい感覚など、没頭が高まることで丁寧で質の高い仕事を行えるようになり、人為的ミスが減少します。

「活力」とは?

仕事に対して自ら積極的に取り組むことによって生まれる高水準のエネルギーのことを言います。傷ついても立ち直る心の回復力、仕事に対する惜しみない努力、粘り強い取り組みなど、活力が高まることで精神力や継続力が向上し、トラブルや失敗に対してストレスを感じにくくなります。

ではどうやって労働者のワークエンゲージメントを高めていけばいいのでしょう?

ワークエンゲージメントを高める方法

具体的には以下の2つの方法と言われています。

1.「仕事の資源」

仕事の資源とは仕事量などの負荷を減らしモチベーションを高める要因のことで、これを育てるとワークエンゲージメントは高まるでしょう。具体的には次のことが仕事の資源に該当します。

  • パフォーマンスに対するフィードバック
  • 上司や同僚のサポート
  • 仕事の裁量権
  • トレーニングの機会
  • コーチング

仕事の資源が大きくなるほどワークエンゲージメントも高まることが分かっています。

2、「個人の資源」

個人の資源とは、心理的なストレスを軽減しモチベーションをアップするための労働者が持つ内的要因のことで、これも育てるとワークエンゲージメントが高まります。具体的には次のことが個人の資源に該当します。

  • 自己効力感
  • 自尊心
  • ポジティブな考え方
  • 仕事や組織に対する楽観性

仕事の資源が大きくなると個人の資源も大きくなり、特に密接な関係があるのがパフォーマンスによるフィードバックです。フィードバックにはポジティブなものとネガティブなものの2種類がありますが、ポジティブフィードバックを積極的に行うよう心がけるということです。またネガティブなフィードバックを行ったとしても、上司や同僚がフォローやサポートをして成功に繋げることが大切だと言えるでしょう。

生き生きと働けるということは人生において非常に大事なことですね。

こう考えると、仕事が楽しいなんて思っている私にとって、12月が忙しいと感じるのは「気のせい」かな?と。

私の場合何とかしてみんなのために「社業を発展させよう」と考えていますが、そのために今は若かった時のように時間を使っていては時間がもったいないと感じてしまったりします。

経営を通じて色んな方と出会い、心の豊かさを学ばせてもらっています。

なので忙しい年末年始なんか怖くない!!

このところ急に寒くなりました。

皆さま、何かとお忙しい12月かと思いますが、健康で素晴らしい12月をお過ごしくださいませ!

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